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アロマテラピーの歴史

アロマテラピーの言葉の誕生は20世紀初頭になるといわれています。香りの効能を一般の生活に取り入れ始めたのは5000年程前からだとも言われています。
紀元前3000年ごろ(今から約5000年前)の古代文明エジプトでは、ミイラを作るときにフランキンセンスやミルラといった植物が防虫効果があるとされて使われました。また、宗教などの儀式の際に香りを焚くという習慣がこのころに既にあったといわれています。
クレオパトラが入浴や香水にバラの花を使用していた話は、アロマ界では有名な話です。

11世紀初頭頃(中世)には、アロマテラピーの原型である水蒸気蒸留法が確立されました。そして、これを哲学者のイブン・シーナが治療に応用していました。
中世のヨーロッパでは薬草医学が教会や修道院を中心に発達しました。
またヨーロッパにハーブや薬草、医学、蒸留法などが伝わったのもこのころといわれています。ローズマリーが若返りの水と呼ばれるようになった言い伝えに、ある手足が痛む病気を患っていた70歳を過ぎた王妃が、ローズマリーが含まれた痛み止めを使用したら、症状が良くなった上に、隣国の王子様が求婚してきたという言い伝えがあり、それからはハンガリーで語り継がれるようになったと言うことです。
16世紀になると、ハーバリスト達の活躍によって植物学や医学が大いに発展していったそうです。
近年になり、1931年頃、フランス人科学者ルネ・モーリス・ガトフォッセが実験中に事故を起こし火傷を負ってしまいました。目の前にあったラベンダーを患部にかけた所、回復したという話があります。
ガトフォッセはその体験をもとにし、「アロマテラピー」という言葉を生みだし、世界に広まっていった始まりとなりました。

アロマテラピーミニミニ情報

アロマテラピーのサロン

最近、アロマテラピーの人気が高まるに連れて、アロマのサロンもしだいに増えてきていますね。
仕事や家事、育児など知らず知らずのうちに疲れやストレスがたまってきたりすることもあり、リラクゼーションの一つとして、アロマテラピーに期待されているのが、ストレスケアや美容、スキンケア等です。
また、ご自宅でアロマを焚いたり楽しんだりするのも良いですが、たまにはサロンに出向いてみるのもいいと思います。
サロンにはアロマ専門のセラピストがいますので、ストレスや仕事などで溜まっている疲れた身体をアロマセラピストに直接触れてもらうことで、ストレス緩和やホッとした温かい気持ちを感じる事ができ、心身ともに和み、癒されることでしょう。
精神面・身体面の両方で満足感を大きく得られると思います。

ガイア
新鮮な状態で製品を提供するために、世界各国の生産者から直接原料を仕入れて流通経路を短縮。変質や酸化を防ぐため、自社工場で1本ごとに窒素ガスを充填するなど、最善の工夫をしています。
ラ・フロリーナ
ドイツの自然療法士であるフスザンネ・F・リチィ氏のセレクトによる、個性的で美しい香りが人気のブランド。可能な限り有機栽培、または野生の植物から採取したものを原料にしています。
メドウズ
選び抜いた原材料を直接仕入れ、自社で分析器を通して品質を厳しくチエック。イギリスをはじめとする各国のアロマセラピストたちからも、高品質な精油として高い支持を集めています。
 

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