ガルバナム

ガルバナム 学名:Ferula galbaniflua
科名:セリ科
原産地:イラン、シリア、レバノン、イスラエル、トルコ
抽出部位:樹皮
抽出方法:水蒸気蒸留法
湿ったようなグリーン調と、土臭さ、かすかなスパイス感がミックスされた深みのある香り。大地に根ざしたような安心感を与えてくれます。旧約聖書にも登場する歴史のある精油です。香水や香料の原料とされ、アロマテラピーではあまり使われてきませんでした。
こんなときに(個人差があります)
精神面 肉体面 美容面
情緒の安定
鎮静作用
咳・たんなど呼吸器系の不調改善
頭痛・筋肉痛・関節痛の緩和
生理時の不調・更年期障害の緩和
ニキビ・吹き出物の緩和
肌の軟化作用
老化肌の改善

ブレンドしやすい精油
イランイラン、エレミ、サンダルウッド、シトロネラ、ジャスミン、ジンジャー、ゼラニウム、タンジェティーズ、パルマローザ、フランキンセンス
使い方
入浴△(ごく少量で)
マッサージ△(ごく少量で)
吸入○
ルームフレグランス○
湿布△

※◎向いている、○適量で、△低濃度で、×不向き

注意点
妊娠中は使用しない
敏感肌の人は使用量に注意。

アロマテラピーミニミニ情報

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーの言葉の誕生は20世紀初頭になるといわれています。香りの効能を一般の生活に取り入れ始めたのは5000年程前からだとも言われています。
紀元前3000年ごろ(今から約5000年前)の古代文明エジプトでは、ミイラを作るときにフランキンセンスやミルラといった植物が防虫効果があるとされて使われました。また、宗教などの儀式の際に香りを焚くという習慣がこのころに既にあったといわれています。
クレオパトラが入浴や香水にバラの花を使用していた話は、アロマ界では有名な話です。

ファーム富田
北海道の大地で育てたラベンダー(ようてい、はなもいわ、濃紫早咲、おかむらさき)を独自の蒸留機で抽出。ラベンダー精油のみの取り扱いになりますが、そのすばらしい香りは格別です。
フロリアル
野生、または有機栽培の植物を、南フランス高原地帯のコーソールで採取した水を使って抽出した、100%オーガニックな精油。欧米ではメディカル用として使用されています。お店ではアロマケアも併設しており、専属アロマセラピストによるアロママッサージを行っています。
モーリスメセゲ
フランスのハーブ治療の第一人者、モーリス・メセゲが厳選した、無農薬・無化学肥料栽培の植物で作られた精油。1瓶ごとに、有効成分の量や質の違いを表記した成分分析表がついています。
 

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